(先日のブログに関連しますが)
教育に携わる各種自治体フォーラムの調査結果や保育の現場の声を集めていきますと、コロナ禍における子供たちのストレスや親御さんの苦悩、そして子育て支援の実態などが徐々に明らかになってまいりました。
主な変化として、
●7割以上の子供が「ストレス反応」からくる心身の不調を起こしている
●外遊びの時間が減り、家でPCやスマホを見る時間が増えたことによる視力の低下、または肥満の増加
●家族以外の人との自由な接触が制限されることによる「コミュニケーション能力の衰え」
などが大きく挙げられていますが、
0歳~3歳の乳幼児たちにも、無表情、笑わない、発語の遅れ、人見知りの期間が長い~などの傾向が顕著に表れていることがわかってきました。
コロナ症候群(コロナ禍における心身の不調の総称)がこの先どんなきっかけでどのように表れ、子供の成長に影響を及ぼしていくのかという不安もあるでしょう。
終息の糸口が具体的に見えてこないことによる<コロナ不安>は、世界中の人が直面している試練です。
この試練に対して、『音楽でコロナストレスから子供を守ろう!』という主旨の運動が世界中で展開されるようになってまいりました。
音楽の力で子供の心を元気にしよう~という呼びかけのもとに世界各地でリトミックが用いられ、いろいろなプロジェクトで活用されているのです。
ヨーロッパリトミックをはじめ、アメリカ、アジア、日本、そして岡山でも!
『音楽は生きる力』
その言葉に今、心からの共感を覚えます。
大人(親)の不安が子供にそのまま伝わっているのですから、まず大人が元気になりませんと!
ナオコリトミックを通してご生活の中に「楽しい!」をたくさんご家族で共有していただけますように💛💛💛
まだまだ私にできることがありそうです。
(近藤直子)