今年最後のリトミックレッスンは12月27日の<大元教室>で終えました。
年末にもかかわらずたくさんのご参加、ありがとうございました。
またピアノレッスンの方も本日12月29日(土)に無事終了いたしました。
ピアノレッスン生は岡山以外にも神戸や小豆島・福山など、ご遠方から通ってくださる方も多く、ご両親様には一年間ほぼ毎週、ピアノレッスンのためにお車でのご送迎などのお力添えをいただきましたこと、大変ありがたく御礼申し上げます。
また中学・高校受験を目前に控えても、ピアノが良い気分転換になるからと言って休まずに通ってくださる生徒さんたち♥、
それを良しとして応援くださるご家族皆様にも心より感謝申し上げます。
2018年もピアノ&リトミックのレッスンを通して、たくさんのお子様方とご一緒に音楽を学ぶことが出来ました。
体調を崩すことなく全レッスンを元気にこなすことができました事に安堵しております。
私は音大を卒業して以来、出産のためのお休み以外、一度もレッスンを休んだことがありません。
おかげさまで今年もその記録を更新できました。来年も頑張れますように。
さて年末にあたり2018年を少し振り返ってみますと・・・
今年の一番忘れられない大きな出来事、それは<ナオコール・グレース>の第5回公演が無事開催出来たことです。
今年は女声合唱団<ナオコール・グレース>の5回目のコンサートの開催年度でございました。
(ナオコール・グレースは当教室の受講生のお母様方と一緒に結成した女声合唱団で、今年で8年目を迎えました)
本番はたった90分ほどのコンサートですが、その90分のために選曲やアレンジ、練習などに約1年半かけて準備を重ねてまいりました。
色々なことが起こるたびに団員一同、楽しく知恵を出し合い、助け合い、そして支え合ってきたのですが
まさか本番前日に西日本豪雨が起きて、開催出来ないかもしれないという事態になるなんて誰が想像できたでしょう・・・
皆様もご存じの通り記録的な被害をもたらした西日本豪雨はコンサートの開催が危ぶまれるほどの猛威をふるい、本番前日は主催者として大変厳しいところを通らされました。
開催できるの?できないの?
しかしそのような中にあっても団員一同、希望を持ち、励まし合い、落ち着いて雨の止むのを待つことが出来ました。
音楽を通して結んだ絆のなんと強く、有り難かったことか・・・
皆さん、本当にありがとう、ありがとう。
窓を強く打つ雨音で不安が掻き立てられる中、多くの友人から励ましのメッセージをいただきました。
そして迎えた本番当日は朝から雨がだんだんやみ、リハーサルを終えるころには太陽が照り始め、感動の中での開演となったのです。
『こういう時だからこそ、こういう時にこそ音楽を!』
そういった友人からのメッセージにも支えられ、ステージに立つことが出来ました。
本番はいつもだとみんな緊張でガチガチになるのですが、
『緊張していてはもったいない!
ステージに立てなかったかもしれないのに、今、私たち、立てている!』
そのような言葉を団員の皆様にお伝えしたことを今、思い出します。
そして本番はとても楽しかったですね~!

団員が一人も被災していなかったという奇跡もあって実現したコンサートでしたが、今思い起こしても涙があふれて参ります。
多くの道路が雨で冠水して交通手段が遮断されている中、よく県立美術館ホールが満席になったものだと、ご来聴いただきましたお客様お一人一人に感謝の念でいっぱいです。
この奇跡の開演は私の音楽人生の中で最も忘れられないコンサートとなりました。
お子様がリトミック・ピアノで楽しく音楽に親しまれている姿に触発されて結成したママさんコーラスでありましたが、
ママたちが一生懸命、そして心底楽しんで歌う姿に感動したお子様が、さらに音楽に親しんでくださるという・・・
なんと素敵な現象でしょう。
それを見て感動する近藤でございます。
感動はめぐりめぐって返ってくるのですね。
さて2019年は第26回近藤直子門下生によるピアノコンサートの開催年度となります。
すでに私の頭の中はそのことでいっぱいです。
リトミックの卒業生がどのようなピアノ演奏をされるかご期待ください。
2019年に思いを馳せながら今年の全てのレッスンを無事終えたことにホッとしつつ、
2018年の最後のブログを更新させていただきました。
今年一年、ブログをお読みいただきありがとうございました。
来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
(近藤直子)










