みなさま、12月もナオコリトミックでお楽しみいただいているでしょうか~!
今月はレッスンプログラムにクリスマスに関連する音楽を2曲、教材に取り入れております。
様々なリズムカウントを体得する合奏タイムではマライアキャリーの『All Want For Christmas Is You』で裏打ちとシンコペーションのリズムを楽しみましょう。
日本の童謡やお子様向けの音楽は小節の頭に来る強拍、いわゆる「表拍」を刻むリズムの取り方が基本的ですが、
「表打ち」ばかりではリズムの取り方も単調になってしまいます。
ナオコリトミックでは弱拍と強拍の位置が変わる事によって起こるリズムの面白さを体感していただきたいので、小さなお子様にも<裏打ち>と<シンコペーション>のリズムの取り方をお教えします。
<シンコペーション>はジャズやポップスだけでなく、クラッシック音楽にもよく使われるリズムです。
音楽学の本で【シンコペーションとは何か?】と書かれているページを改めて開きますと次のようにありました。
『同じ高さの弱拍と強拍が音符またはタイで結ばれ、弱拍が強拍になり、強拍が弱拍になって強弱の位置が変わる。このことをシンコペーションと呼ぶ。したがって同小節内で起こることも、2小節にまたがっておこることもある』[新しい楽典(音楽之友社)]
お読みになられ、意味が分かりますでしょうか?
理論上の説明は何度読み返してもなかなかすっきりパッと分からないと思いますので、実際聴いてみてリズムの取り方をご一緒に体験していただきたいと思います。
『シンコペーションのリズムはココ!』『これッ!』と私がレッスン中に叫んでおりますから(笑)
体験しているうちに何となく理解出来るものです。
特に小さなお子様は耳から覚える能力が並はずれて優れているので覚えもはやいですよ。
音楽は説明ではなく体験ですね♪
またレッスンの合間のクールダウンでは4人組の男性ヴォーカルグループ、イル・ディーヴォが歌う『アヴェ・マリア』~♪を聴きながらリラックスしていただきお茶を一口。レッスン後半のプログラムに備えて気分転換をしていただきます。
こちらの曲もお楽しみくださいませ。
寒い日が続きますが今月もナオコリトミックで心も身体もホッコリ♥温まってくださいませ。
レッスンでお待ちしております。
(近藤直子)










