レディオモモ出演

先日、レディオモモの『ばばのあなたとクラッシックを』に出演させていただきました。

パーソナリティの‘ばあば’こと高田武子さんが毎回音楽家をゲストに招き、クラッシックの楽しさを語る30分番組です。

テーマは『近藤さんが人生の中で感動を覚えた曲を4曲をエピソードを添えてご紹介ください』とのこと。

 

漠然と好きな曲を4曲に限定するのは難しいことですが、エピソードを添えて~というのがヒントになり、次の4曲をご紹介させていただきました。

1曲目はモーツァルト作曲交響曲第40番ト短調K.550の第1楽章

私が通ってた小学校ではお昼休みの時間にクラッシック音楽の名曲が流れておりまして、初めてこの交響曲を学校で聴いたときに、胸がキュン~♥とトキメいたことを覚えております。

私の胸がキュンとなったのは『ためいきのモチーフ』と言われていている有名な第1楽章冒頭の旋律です。

子供ながらになんて美しいメロディだろうと感動いたしました。

この『ため息のモチーフ』は作曲技法の「ゼクエンツ」(英語では「シークエンス」)の技法が使われています。

ゼクエンツとは、あるモチーフを音程をずらして2回以上反復する技法で、バロック期に多く使われた作曲技法です。

あまり多様されると駄作になり、2~3回の反復が程よく『胸キュン効果・期待感』をもたらすと言われています。私はまさしくこのゼクエンツ効果にはまったのでしょう。

ゼクエンツ技法を使っている有名な曲としてBeethovenの「運命」の冒頭、🎵タタタターン🎵が音程をずらして2回鳴るでしょう。

これがゼクエンツです。

 

感動の2曲目としてモーツァルトのピアノソナタk.332第1楽章へ長調をご紹介させていただきました。

実は私、中学1年生の時に一度ピアノをやめたことがあります。

学校の勉強もだんだん難しくなっていき、ソナタ形式や難しい3声4声のバッハの譜読みに苦労するようになり練習量が減った時に、親からそんなにピアノの練習をしないならやめなさいと言われ、本当にやめてしまったのです。

 

ピアノをやめたものの、父が当時好んで家で聴いていたグレン・グールドのレコードの中にどうしても弾いてみたい曲を見つけ、それがこのモーツァルトのソナタだったのですが、指導してくれる先生がいなかったので、黙々と一人で練習を再開しました。

お手本はグールド先生。

グールドのレコードを何度も繰り返し聴きながら練習していたので、細部の弾き方までグールドの演奏を真似て弾けるようになりました。

もしかしたらグールドではない他のピアニストのレコードだったらそこまで感動しなかったかもしれません。

型破りでドラマティックなグールドならではの演奏に刺激を受けて、もう一度ピアノを勉強したいという気持ちになりました。

グールドは演奏しながらハミングをしたり、演奏をしていないほうの手で指揮をすることでも有名です。

こだわりの強い性格が人とのかかわりの中で孤立しがちで私生活では変人扱いをされていたようですが、彼の演奏は一度聴いたら忘れられない不思議な魅力があります。

 

感動の3曲目は、マーガレット・ミッチェル原作の「風と共に去りぬ」の『タラのテーマ』を選んでみました。

この映画を初めて観たのは中学生のころと記憶しております。

スカーレット・オハラの半生を描いた壮大なストーリーに魅了され、何年もの間「タラのテーマ」の音楽を聴くたびにタラの丘の映像が広がり、レッドとスカーレットのその後に思いを馳せておりました。

原作者には却下されると思いますが、2作ほど、続編を作ってみました。

主演のクラーク・ゲーブルとヴィヴィアン・リー、本当に素敵ですね~。

私の気が強いところはスカーレットの影響でしょうか!(笑)

 

さて感動の4曲目はラフマニノフ作曲 ピアノコンチェルト第2番第2楽章をご紹介しました。

どちらかというと2楽章より華やかな第1楽章のほうが有名かもしれませんが、私は盛り上がった第1楽章の後に耳を澄まさないと聴こえないほどの小さな弦の音から始まる2楽章が好きです。

弦楽合奏とピアノの掛け合いがなんとも美しく折り合っていて、相互に様々なニュアンスを醸し出しています。

一日の締めの音楽にピッタリ!ではないでしょうか。

神様から、「今日も一日、よく頑張ったね。」

そんな風に言われているように思え、日によっては涙が出ます。

きっと自分の力以上に頑張りすぎたときかもしれません。

育児の合間に聴いていただくのにもおすすめの素敵な曲です。

 

さて4曲ご紹介しましたが、いかがでしたか?

皆様にも人生で忘れられない感動の曲があると思います。

クラッシック音楽に限らず、音楽は人生につきもの。

これからも感動の曲が自分の中でどんどん増えていくでしょう。

また皆様と分かち合う機会を与えていただけたら幸いです。

 

パーソナリティの高田武子様、この度は大変良い機会を与えていただきありがとうございました。(近藤直子)

 

 

 

 

 

 

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